【経験】炎上プロジェクトでのプロジェクトマネジメントはしんどい

【経験】炎上プロジェクトでのプロジェクトマネジメントはしんどい

 ITPJTにおけるプロジェクトマネジメント、たびたびプロジェクト崩れを起こしているプロジェクトに参画し、立て直しを余儀なくされることがあります。そんなときにどうしてきたか。

炎上プロジェクトマネジメントの原因はなにか

考えること

 そもそもプロジェクトが炎上する理由は、経験上下記のいずれかだと思っています。

  1. プロジェクトの目的が定まってなくて、仕様変更が多発し、開発が遅れている
  2. 要件が未確定で開発してしまい、想定と異なっている
  3. 開発自体の品質が悪い

 上記原因の1が最も多いです。2,3はプロジェクトマネジメントというよりは開発管理の問題だと思うので、今回は1について絞っていきます。

炎上プロジェクトに参画したときにまずはなにをするのか

システム開発

 まず最初にやることは、今プロジェクトに何が起きているのかを正しく把握することです。今問題がどこにあって、どこを解決するとプロジェクトが前に進むのかをにんしきすることから始めます。その後は次の流れで進んでいきます。

  • 現状分析
  • プロジェクト計画書との比較(ギャップを探す)
  • プロジェクト計画書のどこを修正(手直し)するかを考える
  • プロジェクトコストを照らし合わせてやり方を考える
  • 方針をプロジェクトメンバーとすり合わせて、進行していく
  • 1週間後、状況を再確認。改善されていれば、そのまま進めていく
  • 改善されていなければ再度なぜかを分析する

 たいていの場合、1つの要因ではなく複数要因が重なっていることが多いので、1つの要因ごとに分析して進めていくのが手堅いでしょう。