【ノウハウ】ロジカルシンキングを活用してみよう
- 2021.01.10
- プロジェクトマネジメント
ビジネスマンにとってロジカルシンキングは、身につけているととても便利なスキルとなっていますので、複数回に分けて紹介していきます。
ロジカルシンキングとは?
ロジカルシンキングとは、筋道だった合理的な思考様式やその方法論のことを指します。よく論理的思考とも言われており、現代のビジネスマンの必須スキルになっています。
ロジカルシンキングは、論理的に物事を分析したり、整理したりすることができるので、プレゼンだったり、交渉だったり、さまざまな場面で活用できるものとなっています。
ロジカルシンキングの種類はなにがあるのか
ロジカルシンキングには、「推論」と「分類」にわけることができます。
「推論」には、演繹法と帰納法、フェルミ推定などがあります。
「分類」には、ロジックツリー、MECEなどがあります。
推論の演繹法と帰納法
演繹法は、根拠と根拠を結びつけて根拠を出す方法(2つ根拠があれば十分)
帰納法は、事例をたくさん集めて結論を出す方法
上記は、いずれも、結論をだしますが、結論は推論でしかなく、確実な結論ではありません。
推論は、筋道を立てて、結論を出しやすくするための手段のため、使えます!
たとえば、「人間は死にます」という結論を求めるとしたとき、
演繹法:人=生物、生物=死にます。となると、生物に人が含まれるので、人は死にます、が導かれます。
帰納法:①新選組の人たちは死にました。②歴史上の偉人は死にました。③先祖も死にました。なので、人は死にます、が導かれます。
こういう形で、導き出し方が異なります。
ただし、演繹法の場合は、人が生物ではない、死なない生物がいる、など前提が崩れたら、結論も変わります。なので推論となります。
また帰納法も、すべての事例を網羅してるわけではないので、死なない人、が存在している可能性がある場合は、結論も変わります。
こういった形で、演繹法と帰納法は推論を導き出す手法となります。
-
前の記事
実務をこなす上で一番大切なものはなに?それは時間です! 2021.01.05
-
次の記事
記事がありません