【ノウハウ】ロジカルシンキングを活用してみよう

【ノウハウ】ロジカルシンキングを活用してみよう

 ビジネスマンにとってロジカルシンキングは、身につけているととても便利なスキルとなっていますので、複数回に分けて紹介していきます。

ロジカルシンキングとは?

ロジカルシンキングとは、筋道だった合理的な思考様式やその方法論のことを指します。よく論理的思考とも言われており、現代のビジネスマンの必須スキルになっています。

ロジカルシンキングは、論理的に物事を分析したり、整理したりすることができるので、プレゼンだったり、交渉だったり、さまざまな場面で活用できるものとなっています。

ロジカルシンキングの種類はなにがあるのか

ロジカルシンキングには、「推論」と「分類」にわけることができます。

「推論」には、演繹法と帰納法、フェルミ推定などがあります。

「分類」には、ロジックツリー、MECEなどがあります。

推論の演繹法と帰納法

現状分析

演繹法は、根拠と根拠を結びつけて根拠を出す方法(2つ根拠があれば十分)

帰納法は、事例をたくさん集めて結論を出す方法

上記は、いずれも、結論をだしますが、結論は推論でしかなく、確実な結論ではありません。

推論は、筋道を立てて、結論を出しやすくするための手段のため、使えます!

たとえば、「人間は死にます」という結論を求めるとしたとき、

演繹法:人=生物、生物=死にます。となると、生物に人が含まれるので、人は死にます、が導かれます。

帰納法:①新選組の人たちは死にました。②歴史上の偉人は死にました。③先祖も死にました。なので、人は死にます、が導かれます。

こういう形で、導き出し方が異なります。

ただし、演繹法の場合は、人が生物ではない、死なない生物がいる、など前提が崩れたら、結論も変わります。なので推論となります。

また帰納法も、すべての事例を網羅してるわけではないので、死なない人、が存在している可能性がある場合は、結論も変わります。

こういった形で、演繹法と帰納法は推論を導き出す手法となります。